2022年度協同組合講座をリモート開催し、

33名の聴講がありました

 リモートによる協同組合講座となった。最初、ZOOMのトラブルが発生し、講師の村松先生には大変ご迷惑をおかけすることになりました。

  村松先生は、ご自身の調査や実践を通じて以下のように講演をいただきました。

  まず、世界の情勢を、気候温暖化、経済成長の著しい諸国での環境破壊、食料・エネルギー・水の限界(人口増加)・成長からの本格的転換の必要性、先進国の便利な生活の終焉、世界の貧困層約5億人増に関して把握されました。続いてSDGsの誕生のれきしにふれられ、SDGsの17の目標についてそれぞれ説明されました。続いて本題に移り、地域の未来像に関し、人口の減少、少子高齢化、生産年齢の減少、雇用場所の縮小など地域社会全体の衰退の危機を説明されました。これらの例を山形県でも特に顕著な最上地域の例をもとに実情を紹介いただきました。山形県の最上は特に豪雪地帯で、これが人口減少の大きな原因であることを指摘し、雪の問題を除雪作業など高齢化社会は解決できず行政、地域、組織、団体が連携して取り組む必要があることを強調されました。最後に少子高齢化、人口減少の地域課題の解決にむけた」取り組みとSDGsに触れられ、SDGsの目標とゴールを大きく、大げさにとらえず、今現在実践している小さなことの継続や、少し工夫することでSDGsの取り組みになり、地域課題の解決にむすびつくと述べられました。それは目標を持った単純な努力・活動・繰り返しが偉大な成果を生むことを歴史の例を紹介し、『偉大なる単純』と結ばれました。


第65回通常総会開催される

 413日(水)、山形国際交流プラザ(ビッグウイング)4403研修室にて、山形県生協連の第65回通常総会を開催し、全5議案を提案通り議決しました。新型コロナのため、3年連続となる書面出席が多い総会となりました。

 

生協共立社の代議員の鈴木早苗さんを議長に選任後、議事を開始しました。安部専務理事が5議案を提案後、審議を行い、採決の結果、全議案が提案通り議決されました。

 

総会議事終了後、第一回理事会を開催し、今回の総会を持って会長理事を退任する菅井道也会長理事に替わって安達忠士常務理事が互選されました。

 

 退任役員を代表して、菅井道也会長理事と佐藤光祐紀理事が挨拶を行った後、安達新会長理事が就任の挨拶を行いました。

 

 菅井会長理事と佐藤光祐紀理事には労をねぎらい、 花束と記念品を贈呈しました。

 

 

 第3号議案で選任された第33期役員の方々 

 県連役職 氏名  選出会員 重任・新任

会長理事・代表理事 安達 忠士  

生活協同組合共立社       重任

専務理事・代表理事 安部 芳晴  

山形県生活協同組合連合会    重任

常務理事      阿部 誠也  

医療生活協同組合やまがた    重任

常務理事      村山 智之  

山形県学校生活協同組合     新任

理事        佐藤 寿臣  

生活クラブやまがた生活協同組合 重任

理事        渋谷 哲哉  

酒田健康生活協同組合      新任

理事        高橋 正宏  

山形県勤労者共済生活協同組合  重任

理事        吉田 寿  

山形県高齢者福祉生活協同組合  重任

理事        阿部 政樹  

余目町農業協同組合       重任

理事        髙橋 直也  

山形大学生活協同組合      重任

理事        伊藤 美紀  

生活クラブやまがた生活協同組合 重任

理事        井上 厚子  

生活協同組合共立社       重任

監事        渡會 真     

医療生活協同組合やまがた    重任

監事        石澤 佳奈子   

山形大学生活協同組合      新任

 

 

ビッグウイング403研修室で開催された総会の様子
ビッグウイング403研修室で開催された総会の様子
2018年より2期会長理事を務められた菅井会長に花束贈呈
2018年より2期会長理事を務められた菅井会長に花束贈呈
2020年より理事を務められた佐藤光祐紀氏に花束贈呈
2020年より理事を務められた佐藤光祐紀氏に花束贈呈