生活クラブやまがた生活協同組合

専務理事 髙橋 尚
専務理事 髙橋 尚

 

 「2020 年 年頭 あいさつ 」

 昨年の自然災害でお亡くなりになられた方に謹んでご冥福をお祈りするとともに、被災された全

ての方々に対して心よりお見舞い申し上げます。

地震災害の多い日本は、記録的な猛暑と風水害の頻発という不都合な現実を受け止めなくてはな

りません。とりわけ、 近年 広い範囲で長時間にわたり記録的な雨量をもたらす大規模な水害が相次

いでい ます。 私たちはこれから頻繁に発生する 自然災害に対して、その破壊エネルギーを増す自然

の脅威(驚異)とどう向き合えばいいのでしょうか。

永遠の経済成長?

大規模水害の頻発は海水温度の上昇いわゆる地球温暖化が要因とされています。

 

 「私たちは絶滅に差し掛かっているのに、あなたたちが話すことはお金のことと、永遠の経済成長というおとぎ話だけ。何ということだ」。米ニューヨークで 9/23に開かれた国連の「気候行動サミット」で、スウェーデンの少女グレタ・トゥンベリさん( 16 )が世界各国の指導者たちに厳しい表現で地球温暖化対策の即時実行を訴えた。

                 (山形新聞 2019/9/27 「 EDITORIAL COLUMN 」より)

ストップ!今だけ、金だけ、自分だけ

 2011 年 3 月 1 1 日、東日本大震災・福島第一原発事故で甚大な被害を受けた高橋徳治商店の高橋英雄社長(宮城県石巻市)は、行き過ぎた経済成長一辺倒のこの国のあり方を痛烈に批判しています。コントロール不能な核のごみを出し続ける原発の再稼動は、将来はどうでも今が一番であり、国民の生命よりお金を優先する、自分さえよければよいとする「今だけ、金だけ、自分だけ」の考えが蔓延していることを憂慮しています。

協同組合が創る持続可能な 未来

グレタさんの意見を真摯に受け止め、不都合な現実の拡大を防ぐために 市民 一人ひとりが真剣に取り組まなくては なり ません。解決に向けた重要なポイントは「他者への配慮」。協同組合が国を越えて協調して、生命のバトンを次世代に渡す舵取りを積極的に進めてまいりましょう。