医療生活協同組合やまがた

理事長 小川 裕
理事長 小川 裕

年頭に当たって

医療生活協同組合やまがた

理事長 小川 裕

 

 新年あけましておめでとうございます。

 昨年は6月に山形県沖地震があり、本県では温海地区を中心に大きな被害を受けましたが、その後も度重なる台風や豪雨によって日本各地で大きな被害が発生しました。今年は自然災害が起きないよう祈りたいと思います。

 ひるがえって国内外の情勢をみると、民主主義や平和が脅かされかねない事象が頻発しています。「一人はみんな(万人)のために、みんな(万人)は一人のために」の理念を持つ私たち協同組合の運動がますます重要になってきています。協同組合がユネスコの世界文化遺産に登録されて4年目になりますが、協同組合の思想と実践をさらに発展させて次の世代に引き継ぐようにしたいものです。

 また、国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)に対してさまざまな取り組みがなされてきていますが、当組合でもSDGsの17のゴールのうち「ゴール11 住み続けられるまちづくりを」には医療と介護の充実の面から取り組んできましたし、「ゴール3 すべての人に健康と福祉を」にも地域レベルで長年取り組んできました。しかしこのような取り組みの一方で、昨年9月に厚生労働省が公立・公的病院の再編・統合を検討すべきとして県内の7病院を含む424の病院名を公表しました。人口の減少と高齢化に伴い、地域の保健医療・福祉の再構築が求められていますが、「住み続けられるまちづくりを」「すべての人に健康と福祉を」の精神を見失わないようにすすめる必要があります。医療生協の活動がますます重要になってきているわけですが、それを支える医療従事者の確保も喫緊の課題として取り組まなければなりません。

 新年にあたり組合員の皆様のご健勝と協同組合の運動・運営がますます発展しますよう祈念致します。