開会の挨拶をする阿部県連常務理事
開会の挨拶をする阿部県連常務理事

 映画「いのちのはじまり」感動しました

 2018年11月12日(月)午前11時より、鶴岡協同の家こぴあの組合員多目的ホールにて、2018年度ユニセフやまがたのつどいを開催し、県内の生協から67名の参加がありました。

 

 医療生協やまがたの阿部常務理事から開会の挨拶で、生協がなぜユニセフの取り組みをはじめたか、その経緯とこれまでの取り組みについて説明いただきました。次に、日本ユニセフ協会の法人団体事業部の石尾匠さんより、ユニセフ活動について説明がありました。最初に、石尾さんの自己紹介で、なぜ自分がユニセフの仕事を選んだかを、小学生の時の体験を話され、また大学卒業後海外青年協力隊で仕事した経験など参加者も大変関心を持って聞いていました。そして、今東北と九州の生協が取り組んでいるユニセフ指定募金の募金先である東ティモールに石尾さんが、過去訪問したときと昨年訪問したときとの違いについて触れ、道路や医療施設の整備がすすんだこと、そしてなにより現地で医療活動に取り組んでいる方々の服装(そろいのTシャツ)を着用し、自分の仕事に誇りをもって取り組んでいる姿が報告されました。石尾さんのお話をお聞きし、参加者からは『自分たちの募金がどこでどのように具体的に生かされているのか分かり、とてもよかった』、『今後ハンドインハンドでは違った気持ちで街頭に立てそう』などの意見が寄せられました。

  この後昼休みを皆でとり、東ティモール産のコーヒーとハーブティーを皆さんで試飲し、これも大変好評でした。また、鶴岡市内の社会福祉法人親和会の方々がつくったお菓子屋、アクセサリーの販売もあり、参加者に利用いただきました。

  午後は、『いのちのはじまり』を皆で観ました。この映画は、製作にあたりECD世界キャンペーン『“はじめ”が肝心』の一貫として、ユニセフも協力しています。世界中の、子育てや子どもと親をとりまく環境を映画にしたもので、参加者からは、『若い人達に是非みてもらいたい、子育てを考えてほしいと思いました。また子供の成長、未来への夢を育てるためには、親の生活を安定される事が大事であり、困っている家庭への支援に力を入れる必要性を考えされられた。多くの恵まれない子供達に、どのような支援をしていったらよいのか、子どもの感受性や育ちの過程を丁寧に教えられ考えさせられた映画でした。今日はありがとうございました。』や『遠い日の子育て、思い出すことは後悔ばかりです。赤ちゃんが育つことはこういうことだと。経済の差で子供達が不平等なことは悲しいです。国は子育てに力を入れてほしいです。』、『とても素晴らしい内容でした。子育ては村全体でするものなど、昔は当たり前だったことが、今は当たり前ではくなりつつあるのが、世界中に紛争があり、傷ついたこともたちがおおくなったためなのか・・・。映画の途中で、妹弟の世話をしていた子が「将来夢がない」と話す姿や「物語のはじめを変えれば全体が変わる」がとても印象的でした。』等など、たくさんの感想が寄せられました。

  映画上映の後、県連の安部から、今年の指定募金の目標額と第40回のユニセフハンドインハンドの取り組み予定を提案を行い、共立社鶴岡生協の地域理事の井上幸さんから閉会の挨拶をいただき、閉会しました。

  

                                                     以上