開会のあいさつを、酒田健康生活協同組合佐藤光祐紀常務に行っていただきました。
その後日本ユニセフ協会の石尾匠氏より学習講演をしていただきました。
『ユニセフやまがたのつどい』開催を前にした
ユニセフ委員会で、講演のテーマを協議し、講演で2つのテーマに触れていただくようにお願いすることにしました。1つはウクライナ募金が具体的にどのように役立っているか、2つ目は東ティモールへの指定募金が現地でどう役立っているのかです。
石尾氏に、この要望を受けていただきました。
石尾氏は講演の中で、ユニセフとはどういう組織か、太平洋戦争敗戦後日本の子供たちもユニセフの支援をうけた(懐かしい思い出、給食で提供された脱脂粉乳等)。その後、東ティモールの子供や母親の
現状とユニセフ募金の具体的な使われ方などを詳細に講演いただきました。続いてウクライナの現状について触れていただきました。被害者や死者数、被害額の説明にとどまらず、ウクライナの少年の紹介動画でよりロシアによる侵攻の悲惨さがわかることを強調しました。生協関連のウクライナ緊急募金には今までで11億円以上(山形県生協連は約120万円)
講演の後、質疑に移りました。
寄せられた質問
Q:ウクライナ募金はユニセフ全体でどれくらいか?
A:およそ80億円くらい(そのうち生協が11億円なのでその比率が高い)
Q:脱脂粉乳を飲んだ記憶があるが、とてもまずくて飲めなくて捨てていた記憶があるが、
今でもあるのか?
A:栄養ミルクという栄養補助食品があります。
休憩の後、共立社西置賜生協のユニセフ委員鈴木敦子さんから募金活動でテレフォンカード回収の実践、共立社山形生協のユニセフ委員の廣部公子さんから山形学院高校ハンドベル部コンサート会場で同高校のボランティアサークルと一緒に取り組んだ募金活動、山形大学生協のユニセフ委員の清水友子さんからキャンパス内での簿記活動、山形県学校生協の村山専務理事から、今年から県内小中学校の教職員に呼びかけるユニセフ募金の取り組みの報告をしていただきました。
最後に、共立社北村山生協のユニセフ委員、大場ちが子さんが閉会の挨拶を述べて閉会しました。